愛知県は災害時外国人支援活動講座、多文化共生に年40億円投入

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愛知県は、2022年度「災害時外国人支援活動講座」の参加者の募集を開始した。

愛知県では、大規模災害時に外国人住民への対応を直接行う市町村・市町国際交流協会職員などの者を対象に、「多文化防災」の視点から災害時の外国人支援活動について学ぶ「災害時外国人支援活動講座」を、2016年度から毎年開催している。今年度は、災害時の外国人支援に関する基礎知識や、避難所における外国人被災者への対応方法や情報の周知のポイントなどについて、第1部知識編(オンデマンド講座)、第2部実践編(避難所巡回訓練)に分けて開催されることとなった。

第1部【知識編】オンデマンド講座は、YouTubeによるオンデマンド配信となり、9月9日から10月18日まで配信される。この講座の内容は、『大規模災害時の外国人支援に関する基礎知識』(講師:一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事)、『「愛知県災害多言語支援センター」について』(講師:愛知県多文化共生推進室職員)、『外国人被災者への対応について【多文化防災ガイドの活用の仕方】【災害時多言語表示シートの使い方】【災害時におけるやさしい日本語】【災害多言語支援センターの初動】』となる。

第2部【実践編】避難所巡回訓練は、10月19日に実施される。訓練の内容は、避難所巡回訓練となり、実際に災害が起きた時を想定し、地域に開設された避難所における外国人被災者への対応方法や、情報の周知のポイントを学ぶものとなり、『巡回準備』『外国人被災者への情報伝達』『聞き取り実践』『巡回内容の共有』が行われる。

なお、愛知県では、多文化共生をさらに進めるために、多文化共生に関連する予算として年間で約40億円を投入している。

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