大分県は更なるベトナム・カンボジア等の外国人労働者の受入へ

スポンサーリンク




このページの所要時間: 137

大分県は、外国人労働者の受入をさらに進めるため、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの現地日本語学校に通う生徒などに向けて、大分県では外国人を受入れる地域のコミュニティがあることなどを紹介する動画の作成と配信業務に572万円を投入する。

大分県によると、近年では、全国的に外国人労働者数の増加が顕著となっているとしている。直近では、新型コロナウイルス感染症の影響により外国人材が入国できない状態が続いているものの、出入国が再開された際には、更なる増加が見込まれる。外国人労働者は、より高い収入を得るため、また都市部への憧れなどを理由に東京、大阪などの大都市で働くことを希望することが多いとしている。

そのため、大分県では、ベトナム、ミャンマー、カンボジアの現地日本語学校に通う生徒などに向けて、働きやすく暮らしやすい大分県の魅力を収めた動画を発信することで、外国人材から選ばれる大分県となることを目指すため、『外国人材向け情報発信動画制作・配信業務委託』を実施することを決定した。

この業務では、「動画制作(撮影・編集)」「動画の公開・閲覧促進」を行う必要がある。限度額は、572万円となる。

「動画制作(撮影・編集)」では、県内の外国人労働者や事業所などを取材し、県内で働く外国人の仕事風景、日々の生活、地域活動などを撮影することなどが求められている。また、対象とする外国人労働者は、特定技能外国人または技能実習生とする必要がある。使用する言語は、ベトナム語・ミャンマー語・カンボジア語(クメール語)・やさしいにほんごなどとなる。

また、制作にあたっては、いずれの動画も、それぞれの国の人から見た大分県の魅力を具体的に伝えることが求められている。例としては、都会に比べて生活費を節約できる、母国の風土や伝統と似ている点があり親近感がわく、外国人を受入れる地域のコミュニティがあるなどがあげられている。

スポンサーリンク


関連カテゴリ アセアン
関連タグ , ,

アセアン関連ニュース