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日本の国土交通省とミャンマーの建設省は、第7回目となる日緬建設次官級会合を2月21日にミャンマーの最大商都ヤンゴンで開催したことを発表した。

日本政府とミャンマー政府は、両国間における建設分野の協力などを協議するため、第1回目となる日緬建設次官級会合を平成26年1月末に開催している。その後もこの会合を毎年開催しており、今回は7回目となる会合が開催されることとなった。

第7回目となる今回の会合では、「建設産業」「道路」「住宅」「都市」の4分野について、今後のミャンマーの発展に向けて、両国における取組の紹介や意見交換を行い、双方の協力関係を更に深化していくことを確認した。日本側からは国土交通省、在ミャンマー日本国大使館、JICAミャンマー事務所などから関係者が、ミャンマー側からは建設省などから関係者が参加した。

「建設産業」分野では、「ミャンマー建設省の組織強化の取り組みについて」として、『公共建築物の施工品質確保のための建築・建設産業開発法の制定の動きについて』『ミャンマー建設省施工部隊の民営化(新法人設立)に向けた取り組みについて』に関して議論された。

「道路」分野では、「ミャンマーにおける道路・橋梁プロジェクトと投資機会について」として、『ヤンゴンにおける高速道路ネットワークについて』『ヤンゴン内環状道路事業、ヤンゴン外環状道路事業について』『ヤンゴン・マンダレー高速道路のアップグレードについて』に関して議論された。

「住宅」分野では、「日本における公的賃貸住宅供給の取り組みについて」として、『戦後の日本の住宅政策について』『公営住宅及び日本住宅公団の概要とその資金調達方法について』に関して議論された。

「都市」分野では、「ミャンマーでの取り組み報告」として、『都市地域開発計画法整備支援の報告』『ヤンキンプロジェクトの報告』に関して議論された。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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