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日本の財務省は、日本政府とシンガポール政府間における、二国間通貨スワップ取極を5月21日に改正したことを発表した。

財務省の発表によると、財務大臣の代理人たる日本銀行とシンガポール通貨監督庁は、締結中の第3次二国間通貨スワップ取極(BSA)を再改正し、その期限を延長した。この取極は、日本及びシンガポール当局が、必要な時に相互に米ドルと自国通貨を交換することを、また、シンガポール当局が、流動性需要を満たすため、日本円と自国通貨を交換することを可能とするものである。

取極の交換上限額は変更なく、シンガポールが30億米ドル又は30億米ドル相当の日本円、日本が10億米ドルとなる。今回の改正においては、IMFデリンク割合の30%から40%への引き上げを含む最近のチェンマイ・イ二シアティブ(CMIM)契約書の改訂に沿った修正が組み込まれている。

なお、チェンマイ・イ二シアティブ(CMIM)とは、ASEAN+3の財務大臣・中央銀行による金融協力の一つである。今年の3月には、『IMFデリンク割合(IMFプログラムなしにCMIMを発動できる割合)の30%から40%への引き上げ』『要請国・供与国双方の自発性及び需要に応じたCMIMに対する現地通貨の使用の制度化』『LIBOR改革関連その他の技術的論点への対応』の機能強化が行われていた。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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