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愛知県は、多文化共生社会の形成による豊かで活力ある地域づくりを推進するため、「第4次あいち多文化共生推進プラン」を策定した。

このプランの位置づけは、「あいちビジョン2030」(計画期間:2021年度から2030年度)の政策の方向性に沿って、本県の多文化共生施策についての方針や考え方を明確にした個別計画となる。計画期間は、2023年度から2027年度までの5年間となる。基本目標は、【多文化共生社会の形成による豊かで活力ある地域づくり】となる。

施策体系は『I コミュニケーション支援』、『II 生活支援』、『III 意識啓発と社会参画支援』、『IV 地域活性化の推進やグローバル化への対応』となる。

重点的な取組の方向性は、【安全・安心な暮らしを支える体制の強化】、【持続可能な地域日本語教育推進体制づくり】、【外国人県民の活躍促進】、【多文化共生への理解促進】となる。

【安全・安心な暮らしを支える体制の強化】は、『ICTを活用した多言語対応の推進(多言語での情報提供や相談対応の推進など)』、『ライフサイクルに応じた生活支援の充実(子育て家庭への支援、教育機会の確保、保健・福祉・介護分野での支援など)』、『「愛知県災害多言語支援センター」の体制整備(災害時の多言語での情報発信など)』、『防災教育・防災訓練の強化(多言語での防災知識の普及啓発など)』、『「あいち医療通訳システム」の充実・普及促進(医療機関の加入促進など)』となる。

【持続可能な地域日本語教育推進体制づくり】は、『行政主体の地域日本語教育推進体制の整備(市町村主体の取組促進など)』、『地域日本語教育を担う人材の育成(初期日本語教育指導者養成講座の開催など)』となる。

【外国人県民の活躍促進】は、『日本の生活への早期適応の支援(企業等における早期適応研修の実施促進など)』、『労働環境の整備(就業や起業に関する相談対応・支援など)』、『留学生の活躍促進(県内企業への就職促進など)』となる。

【多文化共生への理解促進】は、『多文化共生の理解促進を図る機会の提供(多文化共生フォーラムの開催など)』、『地域における交流・相互理解の促進(イベント等の実施や周知協力など)』となる。

なお、愛知県は、令和4年度では『多文化共生社会の形成による豊かで活力ある地域づくりに取り組みます』として、約43.6億円の予算を計上している。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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