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日本政府とフィリピン政府は、海賊対策及び領海警備等関する情報共有と今後の能力支援などについて協議するため、日比海上保安機関長官級会合を5月24日に開催する。
この会合に参加する者は、海上保安庁からは奥島高弘長官など、フィリピン沿岸警備隊からはアブ エム アルテミオ 長官(大将)などとなる。会合の主な議題は、「領海警備の現状」「巡視船等の体制整備(岸壁含む)」「『海上保安政策プログラム』への参加」「能力向上支援」「海賊対策」となる。なお、『海上保安政策プログラム』とは、アジア地域等の初級幹部を対象とし、政策研究大学院大学及び海上保安大学校にて、海上保安政策の企画・立案に係る人材を育成する 1 年間の修士課程である。
日比海上保安機関長官級会合は、定期的に開催されており、前回の2020年に開催された際には、「JICA 技術協力プロジェクト」、「海上保安政策プログラム」、「JICA課題別研修」などの両国間の取り組みの評価が行われていた。
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