このページの所要時間: 約 1分24秒
ベトナム政府は日本政府と政府間における農業技術の交換などの交流を実施している。近年では、ベトナム政府はこの流れを活発化させるためにも、政府間の交流のみならず日系企業を誘致しており、4月8日に日本の昭和電工がベトナムのハナム省において安全な植物を製造するための植物工場を提案していることをベトナム政府は発表した。
この発表によると、この植物工場では安全に野菜を成長させるために室内で太陽光の代わりにLED照明を利用した栽培方法である。工場の立地は、ドンバンⅡ工業団地を予定している。総投資資本の予定額としては1億ドルの見込み、今年の年末までの稼働を期待している。この技術により、野菜の生産性は2.5倍と向上する見込みである。この様な技術は、ベトナム政府としても国の大方針と一致するため非常に歓迎する、との声明を発表している。
当編集部が昭和電工の広報部に確認したところ「提案している事は事実であるが、現状は金額・内容含めての提案中の段階であり、正式に決定した事項はまだ無い。もし決定した場合には当社としては非常に喜ばしい事である。」との回答を頂いた。
昭和電工では、3月11日に植物工場の海外展開において山口大学と連携協定を締結している。これは、山口大学農学部の教授と昭和電工が共同で開発した高速栽培技術「SHIGYO法」などの関連成果を、世界の研究機関に移転し、さらに昭和電工が有する植物工場システム全般の設計・運営ノウハウを展開することで、世界に向けて植物工場を普及させるものである。
今回のベトナムの提案もこの協定の一環とみられており、日本とベトナムの交流は更に進みそうである。
View Comments
ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。
失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。
インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
しかも情報垂れ流し。
日本は経済制裁すべきですな
こんなの泥棒国家支援するな!
中国に頼め
何を偉そうに・・
賄賂もらって情報流しただけじゃないか!
毎々、興味深く拝読しております。
有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。
さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?
日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。