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ミャンマーでは5年以内に国内初の人工衛星を打ち上げることを計画していることを複数の現地メディアが報じた。

これらの報道によると、この計画は通信省などが主体となり立案しているが、詳細なタイムスケジュールはまだ策定中である。人工衛星を打ち上げることを決定した理由は、今後の経済発展には独自の人工衛星を所持することが必要不可欠と判断したためである。また、人工衛星を開発することにより、情報通信の基礎技術の底上げにも有効と判断したためである。
コストを抑え効率的に人工衛星を開発するために、民間企業などの力を借りる予定であり、この衛星に関する入札などは、公平かつオープンで透明性が確認出来る形で実施する。入札などに関する詳細は、来年の12月にヤンゴンで実施される予定のフォーラム(CommuniCast2015)で発表する予定である。

隣国のインドでは、2012年8月に承認された火星探査計画に基づき2014年9月に人工衛星(マンガルヤーン)を火星の周回軌道に到着させており、ミャンマー政府としては隣国に対抗する狙いもあると見られている。また、以前のニュース(インドネシアは宇宙開発を推進)でも報じているが、インドネシアにおいても宇宙開発を推進するため、アセアンにおいても宇宙開発の競争が激化しそうである。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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