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シンガポールの通信最大大手のシンガポール・テレコムは、アメリカのサイバーセキュリティ会社のファイア・アイと提携を行い、アジア太平洋地域を対象にセキュリティ監視サービスを提供することを10月7日に発表した。

この発表によると、ファイア・アイのセキュリティ技術者がシンガポール・テレコムの技術者にセキュリティ監視サービスの訓練を実施し、両社の共同によりセキュリティ監視センターで365日24時間体制で企業のネットワーク通信などの監視を行う。このサービスを実施するセンターは、シンガポールとシドニーに2015年1月から3月頃を目途として設立する予定である。このサービス立上に関する投資額は、今後5年間に両社合計で合計5000万ドルとなる予定である。このサービスでは、近年増加している標的型攻撃の一種のAPT(Advanced Persistent Threat)攻撃にも対応しており、先行他社が提供している監視サービスに劣らないレベルのサービスである。

自社内でのセキュリティ監視には、専門的な知識および人員が必要となり、企業が自社内で運営していくことには多額のコストが必要となることから、外部委託することが一般的である。日本においても同様のセキュリティサービスを提供する会社はIBMやラックなど多数存在しているが、将来性がある市場のため新規参入が相次いでおり、シンガポール・テレコムも日本市場に本格的に参入する可能性がある。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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