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国外で作品が上映されたカンボジア女性初の映画監督であるソト・クォーリーカー監督の「シアター・プノンペン」が明日の7月2日から東京の神保町の岩波ホールで上映される。

この作品は、第27回東京国際映画祭(2014年)で国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞した作品が元となっているものである。作品のストーリーは、プノンペンに暮らす女子大生ソポンが息苦しい生活にうんざりしていたが、バイクの駐輪場として使われている廃墟のような映画館へとたどり着き、そこで昔の大弾圧の時代につくられた映画に若き日の母が出演していたことを知り次々と衝撃の事実が明らかになっていく、というストーリーである。

ソト・クォーリーカー監督はメディアの取材に対して「カンボジアの映画業界はまだ発展途上ですが、今後も私に続く女性監督が出来来ることを期待しています。」と述べている。また、この映画は在日本カンボジア大使館・カンボジア市民フォーラム・国際交流基金アジアセンターなどの後援を受けている。映画の上映期間中には、ゲストを迎えてトークイベントを行う事も予定されている。

【予定されているトークイベント】
7/5(火):熊岡路矢さん(日本映画大学教員/「カンボジア市民フォーラム」共同代表世話人) 
7/7(木):教来石小織さん(「カンボジアのこどもたちに映画で夢を!」NPO法人CATiC代表)
7/12(火):石坂健治さん(東京国際映画祭アジア部門ディレクター/日本映画大学教授)
7/14(木):鈴木伸和さん(視聴覚アーキビスト)
※いずれも11:00~の1回目の上映終了後 

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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