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日本の国土交通省とミャンマー建設省は、第6回日緬建設次官級会合を2月14日にミャンマーの首都ネーピードーにあるミャンマー建設省で開催したことを発表した。

日本政府とミャンマー政府は、「日緬建設次官級会合」を2014年に開催して以来、毎年この会合を開催している。今回は第6回目となる会合が、「道路」「建設産業」「都市」「建築・住宅」の4分野を協議することなどを目的として開催されることとなった。今回の会合に参加したのは、日本側からは国土交通省の技監・都市再生機構・住宅金融支援機構・民間企業・在ミャンマー日本国大使館・JICA、ミャンマー側からは建設省の副大臣などが参加した。

議論されたテーマは、道路分野に関しては「日本のインフラ海外展開の最新状況」「ミャンマー国内における主要な道路プロジェクトについて」、建設産業分野に関しては「建設分野における『質高インフラ』の推進に向けて~JAPANコンストラクション国際賞の紹介~」「ミャンマーにおける建築技術開発について」、都市分野に関しては「都市開発分野における日緬協力について」「都市開発計画における国土交通省、JICA、建設省の協力について」、建築・住宅分野に関しては「住宅の品質確保へ向けた日本の取組について」「ヤンキン地区の再開発について」となる。

個別の分科会も開催された。道路分科会では、日本側からは道路交通データの収集と活用の事例、高速道路会社の海外展開の状況、道路維持管理のためのデータ整備と舗装の簡易調査の手法を紹介し、ミャンマー側からはODA及び無償支援による橋梁事業、地方道路開発の方向性の紹介が行われた。また、建設産業分科会、都市分科会、建築・住宅分科会の個別分科会では、両国政府から各種紹介が行われた。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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