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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、JICAが出資する『アジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)』を活用して、アジア開発銀行(ADB)がベトナムの太陽光発電事業では初のプロジェクトファイナンスによる融資契約に調印したことを発表した。

JICAでは、2016年3月に『アジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)』に対して15億ドルの海外投融資による出資を承諾していた。このLEAPでは、今までに累計5億ドルの出融資承諾を実施しており、インド・インドネシア・モンゴル・タイなどにおいて、保健事業や再生可能エネルギー事業などの幅広い分野で、質の高いインフラ事業への支援を行っていた。今回はベトナムにおける融資が行われることとなった。

今回融資が行われる事業は、ベトナム南部のタイニン省に、50MWの太陽光発電設備を建設・運営し、ベトナムの電力需給の改善と電源多様化に貢献するものである。ADBの融資には、民間資金動員のため、譲許性の高いLEAPノンパラレルプログラムによる融資7.6百万ドルが含まれている。なお、この事業では発電所施設のEPC(設計・調達・建設)コントラクターは、日揮グループの日揮グローバルなどが担当する。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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