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日本の防衛省・自衛隊は、能力構築支援事業としてベトナムにたいしてサイバーセキュリティに関するフォローアップセミナーを実施したことを発表した。

日本政府では、能力構築支援事業としてベトナムにたいしてサイバーセキュリティ能力を構築する支援を実施している。この支援の一環として、第一回目のセミナーを2017年12月に、第二回目のセミナーを2019年3月にそれぞれ開催していた。第二回目のセミナーでは、陸上自衛隊通信学校の教官が暗号・認証・ファイアウォール・侵入探知システムについて教育し、民間の講師によるインシデントレスポンスに関する教育も実施していた。

今回は、第１回・第２回サイバーセキュリティセミナーで学習した内容の定着度を確認することを目的としたフォローアップセミナーが開催されることとなった。フォローアップセミナーは8月1日にベトナムのハノイで開催され、今回の支援の対象となった者はベトナム人民軍の要員18名となる。セミナーでは理解度確認テストを実施した後に航空システム通信隊の教官が解説講義を実施することで、今まで学習した内容の復習を行った。