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国際航路標識機関(IALA)の第1回目となる総会が、シンガポールで2月18日から21日にかけて開催された。

国際航路標識機関(IALA)とは、灯台等の航路標識に関する世界的な取組を通じ、安全かつ能率的な船舶の移動等を促進させるため、昭和32年にフランス国内法上の非営利団体として設立された国際航路標識協会が前身となる国際機関であり、令和6年8月に国際機関化に関する条約が発効し、国際機関となった。

今回は、初となる総会が開催され、各国閣僚の演説、理事国等の選挙、一般規則案の採択などが実施された。総会初日の18日には、寺田吉道国土交通審議官が日本を代表して演説し、国際的な航路標識の分野における国際基準の策定や現代技術の革新、人材育成の取り組みなど、これまでの日本のリーダーシップによるIALAへの貢献を広くアピールするとともに、これらの取り組みを引き続き主導していく旨を表明した。

20日に実施された理事国選挙では、日本を含めた25か国が当選を果たし、2027 年まで理事国を務めることとなった。当選した国は、日本、中国、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、マレーシア、ノルウェー、韓国、シンガポール、英国、ブラジル(議長国)、インド(副議長国)などとなる。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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