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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、ラオスとベトナムの電力セクターへの支援として、モンスーン風力発電事業向けのプロジェクトファイナンスによる融資契約に調印したことを発表した。
この事業はラオス南東部に位置するセコン県、アッタプー県において、600MWの風力発電所を建設・運営することにより、再生可能エネルギー発電による電力供給の増加を図り、さらに売電先のベトナムの温室効果ガス排出量の削減による気候変動対策に寄与するものとなる。ラオス初の風力発電事業であり、ベトナム電力公社(EVN)にクロスボーダーで売電するもので、「対ASEAN海外投融資イニシアティブ」、「アジアエネルギートランジションイニシアティブ」におけるグリーン投資促進に資する事業となる。スポンサーはタイ企業、シンガポール企業、三菱商事、ラオス企業となり、この事業はアジア開発銀行(ADB)、タイ輸出入銀行(Thai EXIM)、三井住友銀行(SMBC)等との協調融資により実施される。
ラオスからベトナムへのクロスボーダーの売電を行う今回の事業は、メコン地域の連結性強化に資するものとなる。ラオス政府はコンセッション契約に基づくロイヤリティ収入等から外貨収入を得ることができ、建設・運営時の現地雇用の促進が期待される。さらに、スポンサー企業のコミュニティ開発支援プログラムにより事業サイトの電化が達成され、人々の生活向上も期待される。
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ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。
失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。
インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
しかも情報垂れ流し。
日本は経済制裁すべきですな
こんなの泥棒国家支援するな!
中国に頼め
何を偉そうに・・
賄賂もらって情報流しただけじゃないか!
毎々、興味深く拝読しております。
有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。
さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?
日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。