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アジア太平洋諸国では経済成長および人口増加に伴い水不足が発生している国が増えている。近年では、これらの国が清潔で十分な量の水を確保出来るよう、Ecohydrology(生態水文学)というアプローチ方法の模索が行われている。このEcohydrologyに関する国際会議(International Conference on Ecohydrology(ICE)2014)をインドネシアのジョグジャカルタで、インドネシア科学院と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が共同で11月10日から12日に開催した。
Ecohydrologyとは、清潔で十分な量の水を確保するために人間側と環境側の両面で改善を図ることを目的とした統合的科学である。高度な技術を用いて水処理を行うだけでなく、自然の生態系を利用してコストを抑えて実施することを主目的としている。インドネシアにおける一例では、貯水池に水の汚染を除去する木や植物を植えて安価に水質改善を行い、住民に川に生活排水を流さないようにアドバイスを行い、飲料用の水には泥を活用した浄水技術を使用するなどの総合的な活動を実施している。
10日から開催された会議でユネスコのインドネシア代表は、水不足は単なる一つの問題ではなく疫病の流行・食糧生産・環境破壊・水関連災害などの様々な問題を引き起こすため優先して取り組むべき問題であり、ユネスコはEcohydrologyを活用した支援を今後も実施していくことを述べた。
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ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。
失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。
インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
しかも情報垂れ流し。
日本は経済制裁すべきですな
こんなの泥棒国家支援するな!
中国に頼め
何を偉そうに・・
賄賂もらって情報流しただけじゃないか!
毎々、興味深く拝読しております。
有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。
さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?
日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。