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三菱航空機株式会社は15日に、ミャンマーのエア・マンダレーが三菱航空機の三菱リージョナルジェット(MRJ)を10機購入(確定6機、購入権利4機)することを発表した。
今回の受注は、アジア地域(日本を除く)としては初めてであり、納入は2018年開始となる見込みである。
受注となった理由は、高い経済性と信頼性を評価されたためである。
MRJは日本が独自に開発を進めている70-90人乗りの小型ジェット旅客機であり、日本政府は全面的に開発を支援している。
今回の受注により合計335機(確定171機、購入権利164機)となった。
1年ほど受注が決まっていなかったが、7月14日にもイースタン航空とも40機の購入に関する覚書を締結しており、MRJの初飛行(2015年予定)が近づくにつれて販売状況も好転してきている。
しかしながら、世界の小型ジェット旅客機の市場には、ボンバルディア(カナダ)、エンブラエル(ブラジル)などの強力なライバルがおり、MRJは苦戦している状況である。
三菱航空機株式会社の予測では、2032年までのアジア地域におけるリージョナルジェット機の需要は1,000機程度あると見込んでおり、今回の受注を元に更なるMRJの販売に力を入れていくとのことである。
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