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日本人かつ海運に関わりの無い人達にはあまり馴染みの無い6月25日の「船員の日」であるが、この日は全世界で150万人いる船員達の貢献を認識し祝う機会として、国際海事機関(IMO)が定めている記念日である。
以前の記事(シンガポール港がアジアで最も優れている港に・・)にて報じているが、シンガポール港はアジアでもっともサプライチェーンが優れている港と認定されており、政府としてもこの地位を保持するために様々な施策を実施している。
シンガポール港湾局は、今年の船員の日に、船員達の勤務に報いるためにとして、関連団体への10万シンガポールドルの助成金を交付することを発表した。
助成金を付与する団体は、ノルウェーの船員団体、デンマークの船員教会、ルーテル国際船員団体などの様々な団体に交付される。
この様な助成金の付与は毎年実施しており、各団体のセンターでのサービスやケアカウンセリングに至るまで、幅広く船員のための福祉サービスの提供をしている。
今回の助成金に関わらず、当局は若くて才能のあるシンガポール人を海運事業に引き付けるために、学生向けに様々な賞を与えている。
今後もシンガポール港の優位は動かなさそうだ。
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