ベトナム政府は、ベトナム産のバナナを日本で本格的に展開するため、日本のドン・キホーテでの販売を開始したことを発表した。ベトナム産のバナナが日本で本格的に販売されるのは、今回が初めての事となる。
ベトナム政府では、国内の農産業の発展と日本との交流を深める事を目的として、2013年頃から日本へのバナナ輸出をテスト的に実施していた。大規模なスーパーで本格的に販売されるのは今回が初めての事となる。ベトナム政府によると「ベトナム産のバナナは他国産よりも甘く日本人の味覚に最適」としている。また、日本へ果物を輸出するためには各種基準が厳しいが、この基準を通ったこと自体がブランドとなるために、他国へ輸出する際のプロモーションにも活用出来るとしている。
実際に販売が行われるのは、ドン・キホーテの東京・埼玉・千葉などの10店舗が予定されている。今回の輸出量は約15トンのみであるが、今後はベトナムから日本に輸出する量を倍増させ、流通させる店舗を増やしていく。流通させる量を増加させる事にともない、運送コストも軽減出来る見込みのため、時間とともに安価に提供する事が出来る見込み。
以前のニュース(日本の果物市場をインドネシア産とフィリピン産が争う)でも報じているが、日本のバナナ市場は巨大であり、国内での生産は沖縄と鹿児島のごく一部のみで行われているため、海外から約110万9千トンの輸入を行っている。輸入国はフィリピンが90%程度を占めており、続いてエクアドル、台湾などが占めているが、近年ではインドネシアもこの巨大市場を獲得するために、昨年の6月頃から日本への輸出を促進させている。そのため日本のバナナ市場をベトナム・フィリピン・インドネシアが争うこととなっている。
※ニュース内の輸出入などの数値は平成22年の財務省貿易統計などより引用
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ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。
失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。
インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
しかも情報垂れ流し。
日本は経済制裁すべきですな
こんなの泥棒国家支援するな!
中国に頼め
何を偉そうに・・
賄賂もらって情報流しただけじゃないか!
毎々、興味深く拝読しております。
有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。
さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?
日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。