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日本の総合商社である三菱商事株式会社は、フィリピンの現地不動産デベロッパーと組みマニラ中心部の南に位置するカビテ州タンザにおける分譲住宅開発事業へ参画する事を発表した。

三菱商事が提携する企業は不動産大手の「センチュリー・プロパティーズ(Century Properties)」である。センチュリー社は、フィリピン現地ではオフィスビルや住宅を中心とした大規模不動産開発プロジェクトを実施している。両社は合弁会社(三菱商事が40%:センチュリー社が60%)を設立し、この会社を通じて事業を進めていく。

両社が開発を行うプロジェクトは、26haの敷地を取得し約4千戸の低層住宅を集積させたコミュニティを開発するものとなる。着工と販売開始は、 2017年から順次実施する予定である。マニラ首都圏では住宅不足により住宅の価格高騰が続いているため、マニラ近郊となるカビテ州において、若年層の家族向けに比較的安価な住宅を提供していく。

三菱商事は、今後もフィリピンの不動産・都市開発案件への関与を通じて、この地域における都市整備、住環境整備に貢献していく方針である事を表明している。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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