X
このページの所要時間: 13

日本の総合商社である住友商事株式会社は、インドネシアにおけるバツ・ヒジャウ銅金鉱山権益を売却する事を発表した。

住友商事では、インドネシア・スンバワ島のバツ・ヒジャウ銅金鉱山における開発に参加するために、この鉱山を所有する「ニューモント・ヌサ・テンガラ (PT Newmont Nusa Tenggara)」社の株式を1997年に取得していた。この鉱山は2000年から生産が開始されており、年間で21万トンの生産を行っていた。住友商事は株式の18.2%を取得しており、住友金属鉱山が3.5%、三菱マテリアルが.75%、古河機械金属が1.05%取得していた。

住友商事では、この18.2%の株式全てをPT Amman Mineral Internasionalに売却する事を発表した。この売却は、ニューモント・ヌサ・テンガラ社の最大株主であるNewmont Mining Corporationと共に実施し、クロージングを2016年7~9月に見込んでいる。

また、住友金属鉱山、三菱マテリアル、古河機械金属も同様に全ての株式を売却する事を発表した。これにより、バツ・ヒジャウ銅金鉱山における開発から全ての日本勢が撤退することとなった。

View Comments

  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

  • 1 2 3 6