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日本の外務省は、カンボジアのプノンペンにおける電力供給の安定化のため、送変電・配電設備の増強計画に円借款による支援を実施する事を発表した。

カンボジアの人口と電力需要が集中する都市部においては、送変電・配電設備の容量不足が発生しているため、一戸あたりの停電回数と停電時間が日本の約100倍以上となっていた。また、送電ロスも発生していたことから、日本政府はこの対策に必要となる資金を円借款する事を決定した。

今回の支援は、『プノンペン首都圏送配電網拡張整備計画(フェーズ2)(第二期)』として、供与限度額が92億1,600万円となる円借款により実施される。供与条件は、金利が年0.01%となり、償還期間は10年の据置期間を含めると40年となり、調達条件は機材や役務の調達先の制限がない一般アンタイドとなる。この支援が完了した際には、対象地域における送変電・配電設備の容量不足が解消されることとなり、プノンペン近郊に進出している日系製造業などにとっても裨益することが期待される。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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