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日本の環境省は、ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)のクレジットを発行したことを発表した。

日本政府は、途上国への温室効果ガス削減技術・製品・システム・サービス・インフラ等の普及や対策を通じて、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価して日本の削減目標の達成に活用する「二国間クレジット制度(JCM)」の取り組みを進めている。この取り組みの一つとして、今回はベトナムにおけるクレジットが発行されることが決定された。

プロジェクトは「ホテルへの高効率インバーター・エアコンの導入」となる。プロジェクト実施するのは、日本側は株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所、ベトナム側はPeace Real Estate Investment Company Limitedとなる。このプロジェクトでは、ベトナムのホテルにおいては、エネルギー効率の劣る非インバーター・エアコンが普及しているため、高効率インバーター・エアコンの導入により空調システム全体として省エネを図るものである。

このプロジェクトのクレジット発行回数は1回目、対象となったモニタリング期間は2016年10月6日から2017年9月30日、発行が決定されたクレジット量は189(tCO2)、このうち日本政府の獲得分は95となる。なお、このプロジェクトからの累積削減量は6,000トン以上となることが見込まれている。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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