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日本の海上保安庁は、外国海上保安機関の能力向上支援専従部隊である「海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)」と海難救助の最前線で活動する巡視船「さつま」首席航海士(潜水士)をベトナムのハノイに派遣し、捜索救難セミナーを10月9日と10日に開催したことを発表した。

今回実施したセミナーは、「海上保安庁とベトナム海上警察との間の協力覚書」に基づいてベトナム海上警察(VCG)からの要請が行われたために実施されたものである。日本から派遣された者は、モバイルコーポレーションチーム職員2名と鹿児島海上保安部巡視船さつま首席航海士(潜水士)となり、訓練対象者はベトナム海上警察職員8名となる。

この訓練では、実際の海難現場において救助の現場指揮者をしている巡視船さつま首席航海士から海上保安庁が実際に行っている曳航救助の手順に従って、遭難船舶等から情報収集すべき内容や入手した情報の評価方法、曳航に使用するロープの材質や長さの決め方など曳航作業の計画を策定する手法、作業前に打ち合せるべき事項、曳航ロープを船体に取り付ける方法、現場での安全管理などについて紹介した。

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  • ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。

  • 失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。

  • インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
    しかも情報垂れ流し。
    日本は経済制裁すべきですな

  • 毎々、興味深く拝読しております。
    有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。

    さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?

  • 日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。

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