このページの所要時間: 約 1分12秒
株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本政府の政策でもあるジルコニウムを含むレアメタルの確保のためにも、第一稀元素化学工業株式会社のベトナムにおける事業展開を支援するため、融資を実施することを発表した。
第一稀元素化学工業株式会社(DKKK)は、ジルコニウム化合物の精製・製法の技術力等を背景に、同化合物の生産量で世界トップクラスのシェアを有している。オキシ塩化ジルコニウムを原料に製造されるジルコニウム化合物は、自動車排ガス浄化用・工業用触媒、電子材料・酸素センサー、耐火物・ブレーキ材、ファインセラミックス、燃料電池用固体電解質等、様々な工業製品の原料として使用されており、日本政府の掲げる「新国際資源戦略」では、ジルコニウムを含むレアメタルは、今後、資源獲得競争の激化が見込まれ、安定供給の確保が一層重要な課題となっていた。
そのため、JBICは、日本政府の政策でもある供給源多角化の促進等の取り組みを行うためにも、DKKKへの支援を実施することを決定した。
JBICとDKKKの間では、融資金額43百万米ドルを限度とする貸付契約が締結された。この融資は、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行及び株式会社日本政策投資銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は約106百万米ドル相当となる。このプロジェクトにより製造されるオキシ塩化ジルコニウムは、日本に輸入される計画である。
View Comments
ベトナムのヴィンロン省出身です。日本企業は今ベトナムに巨額の投資をしているのですが、この機会にぜひヴィンロン省にも投資をお考えてみてはいかがですか。ヴィンロンは農業が盛んな地域で、サイゴンとカントーの間にあり、人口102万人もいるという地理的にも有利で,人材的にも豊富です。
失礼します。いつもニュースを拝見しているヤンゴン在住者です。上記記事の今年1月のレートは、1ドル=1030チャットの誤りではないでしょうか。上記のレートでは、急激なチャット高が進んでいることになってしまいます。また、出典が書かれていませんが、参考までに書いて頂けると、読者のためになるのではないかと思います。僭越ですが、よろしくお願い致します。
インドネシアは盗品とわかって購入する恥知らず。
しかも情報垂れ流し。
日本は経済制裁すべきですな
こんなの泥棒国家支援するな!
中国に頼め
何を偉そうに・・
賄賂もらって情報流しただけじゃないか!
毎々、興味深く拝読しております。
有益な情報を発信して頂きまして誠にありがとうございます。
さて、本記事についてですが、宜しければ記事のソースを教えて頂けないでしょうか?
日米間も過去を乗り越えることに成功した。越米間はちょっと状況あ違うだろうが、なんとか過去を乗り越え、発展した関係になってほしい。このままでは、中國の思うツボだ。