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日本の経済産業省と外務省は、ALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを実施するために、IAEA職員及びベトナム社会主義共和国、韓国、中国などの国際専門家からなるIAEAタスクフォースが、12月9日から12日にかけて来日することを発表した。
IAEAタスクフォースは、独立した立場で参加するアルゼンチン共和国、英国、オーストラリア連邦、カナダ、韓国、中国、フランス共和国、米国、ベトナム社会主義共和国、マーシャル諸島共和国、ロシア連邦出身の11名の国際専門家が含まれる。一団は、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューを実施する。
なお、外務省らによると、ALPS処理水とは、ALPS(多核種除去設備)などにより、トリチウム以外の放射性物質の濃度が確実に安全規制基準を満たすよう処理された水であり、さらにALPS処理水は、海水により十分に希釈された後、海洋に放出されるため、トリチウムを含む放射性物質の濃度は、安全規制基準をはるかに下回っているとしている。
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