フォーサイトのラオスでの高校建設支援が完了、自分達で出来る事はやろうの精神で
このページの所要時間: 約 1分18秒
行政書士や社労士などの資格取得を目的とした通信教育事業などを営む株式会社フォーサイトは、ラオスにおいて高等学校建設の支援を実施していたが、この高校建設が完了したことを発表した。
以前のニュース(通信教育のフォーサイトが、ラオスで高校建設を支援)でも報じているが、フォーサイトでは「学びたくても学べない」人を少しでも減らし格差を無くすことなどを目的として、認定NPO法人のアジア教育友好協会AEFAを通じてラオスの高等学校建設の支援を実施していた。学校建設は昨年の11月から着工していたが、無事に工事が完了することとなった。
この高校は5教室・3室のトイレがあり、黒板・机・椅子などの備品も備えており、約150名の生徒が学ぶ場となる。ラオスの教育への支援としては、今回の学校建設のみでは終わらせずに、今後は教員養成プログラムへの支援も検討している。また通常であれば、この様な支援の際には国などの公的機関からの補助金を活用しているケースが多いが、今回の支援は補助を受けていないものとなっている。フォーサイトの広報課によると、今回の支援には会社として700万円、代表取締役社長の山田浩司氏の個人として300万円の、合計1,000万円を費やしている。
弊編集部がフォーサイトの広報課に今回の支援に関するコメントを求めたところ「自分達で出来る事はやろうという考えの元に、国の補助金などは利用せずに支援を実施しています。今後はベトナムにおいても同様の支援を実施していく考えです。」との方針を述べた。