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愛知県は、「次期あいちビジョン(案)」を公開するとともに、意見の募集を開始した。
愛知県では、現行の長期計画である「あいちビジョン2020」が今年度で計画期間を終了することから、2040年頃の社会経済を展望し、2030年度までに重点的に取り組むべき政策の方向性を示す、次期あいちビジョンを策定することとしていた。今回は、この案がまとまったことにともない、県民意見提出制度(パブリック・コメント制度)に基づき、愛知県民からの意見の募集を開始した。
今回作成された案では、重要政策の方向性として、以下の10の方向性が示されている。
1.危機に強い安全・安心な地域づくり
2.次代を創る人づくり
3.すべての人が生涯にわたって活躍できる社会づくり
4.安心と支え合いの社会づくり
5.豊かな時間を生み出す働き方が可能な社会づくり
6.イノベーションを巻き起こす力強い産業づくり
7.世界とつながるグローバルネットワークづくり
8.スーパー・メガリージョンのセンターを担う大都市圏づくり
9.選ばれる魅力的な地域づくり
10.持続可能な地域づくり
この案の中で外国人・海外に関連する内容としては、『多文化共生に関する基本理念の普及啓発』『外国人県民と日本人県民が互いを理解し合い共に暮らす地域社会づくり』『外国人児童生徒等への切れ目ない支援』『県立高等学校においては入学者選抜において外国人生徒等への配慮』『外国人生徒の学びの充実』『地域医療に影響を及ぼさない範囲での海外在住の外国人へも先進的な医療を提供する医療ツーリズムを推進』『特定技能外国人の受入れ促進』『国家戦略特区の特例等を活用した外国人の創業支援』『訪日外国人旅行者の受入れ促進』『定住外国人向けの就労支援』などが挙げられていた。
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