X
このページの所要時間: 114

東京都は、国内外から多様な旅行者を迎えるに当たり、誰もが快適に観光できる受入環境整備の取組を支援する取り組みの一つとして、アクセシブル・ツーリズム推進相談員派遣を希望する事業者の募集を開始した。

東京都では、国内外から多様な旅行者を迎えるに当たり、障害者や高齢者等が安心して都内観光を楽しめる、「アクセシブル・ツーリズム」の充実に向けた取組を推進している。「アクセシブル・ツーリズム」とは、高齢者や障害者など、移動やコミュニケーションに困難を抱える方のニーズに応えながら、誰もが旅を楽しめることを目指す取組である。今回は、この「アクセシブル・ツーリズム」の取り組みを進める事業者への支援が実施されることとなった。

今回実施される支援では、『障害者等の旅行者の受入環境を整備したいが、具体的な方法が分からない』という事業者のニーズに応じた相談員を派遣し、現場調査の上、状況などに応じた助言を行う。支援内容の例としては「障害者や高齢者に対応した接遇サービスの改善」「バリアフリー化に向けた施設の改修」「バリアフリー情報を効果的に発信する方法」「障害者や高齢者の受入れに向けた補助金等の情報提供」などが挙げられている。対象となる事業者は、都内の宿泊・飲食・小売・サービス業、バス・タクシー業などとなるが、宿泊に関しては旅館業法第3条第1項の許可を受けて旅館・ホテル営業又は簡易宿所営業を行っている施設であることが求められている。

View Comments