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日本政府は、タイのバンコクにおけるストリートチルドレンを支援するため、無償資金協力として車両1台を整備する支援を実施する。
在タイ日本大使館によると、タイの子どもがストリートチルドレンになる主な原因は、家庭内暴力・児童婚・貧困などの家庭問題と言われているとしている。家出をした子どもたちが自ら生計を立てる方法は限られているため、薬物の運び屋や売春などの違法産業に走るケースもあり、危険な生活を送らざるを得ないとしている。バンコク都ポーンプラーブ区に所在している子供財団は、同区にあるフアランポーン駅周辺で生活しているストリートチルドレンを保護し、公的機関に行くことができない子供達の社会的自立及び社会復帰を目指して活動しているが、既存のバンは17年間にわたり使用しており、買い替えが必要となっていた。そのため日本政府は、この問題を解決するための支援を実施することを決定した。
今回の支援は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「バンコクにおけるストリートチルドレンのための車両整備計画」を支援するため、総額1,313,400バーツが供与される。この支援では、車両1台を整備することにより、ストリートチルドレンの社会勉強や社会復帰活動が継続できるようになることが見込まれている。
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