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日本の農林水産省は、アジアモンスーン地域の各地で応用のための共同研究を実施する計画であるため、「国際科学諮問委員会」の第1回会合を10月25日に開催する。
農林水産省では、気候変動緩和や持続的農業の実現に資する技術のアジアモンスーン地域での実装を促進するため、今年度から「みどりの食料システム基盤農業技術のアジアモンスーン地域応用促進事業」を開始している。この事業では、日本の有望な基盤農業技術の収集・分析を行い、アジアモンスーン地域で共有できる技術情報を発信するとともに、国立研究開発法人が有する国際的ネットワークを活用し、アジアモンスーン地域の各地で応用のための共同研究を実施する計画である。
今回は、この事業への助言を得るため、持続的農業などに関する著名な科学者や、アジアモンスーン地域の研究機関の長などで構成する「国際科学諮問委員会」の第1回会合を開催することとなった。予定している議事次第は、「開会」「出席者挨拶」「意見交換」「閉会」となる。
なお、国際科学諮問委員会の委員は、ボン大学(ドイツ)開発研究センター 教授、中国農業大学経済政策学部 教授、国際稲研究所(IRRI)(在フィリピン)所長、国際半乾燥熱帯作物研究所(ICRISAT)(在インド)所長、マレーシア農業研究・開発研究所所長、インドネシア農業研究開発庁 長官、カセサート大学(タイ)食品製品開発研究所 所長となる。
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