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日本の総合商社である丸紅株式会社は、ベトナム国営電力グループ(EVN)と、ベトナム社会主義共和国における脱炭素化社会の実現に向け、共同調査に関する覚書を2022年11月24日に締結したことを発表した。
ベトナム政府は、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目標として掲げていた。丸紅は、ベトナムにおいて、1970年代より火力発電所11案件の建設・運営実績を有し、2021年より商業・産業需要家に再生可能由来の電力を供給する事業を開始していた。
そのため、丸紅とEVNは、既設火力発電所の脱・低炭素化に向けた調査、および再生可能エネルギーやバイオマス、アンモニア、水素等を用いた新エネルギーのプロジェクト開発など、幅広い分野における脱炭素関連事業の共同調査を行うこととなった。EVNとの脱炭素のテーマに絞った覚書締結は、丸紅が初めてとなり、ベトナムの電力分野における脱炭素化実現を共に目指していく方針である。
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