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在タイ日本国大使館は、タイの発達障害児などの教育を支援するため、2,108,500バーツの草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施することを発表した。
タイのチュンポーン県にあるチュンポーンパンヤーヌクーン学校は、チュンポーン県及び近隣県の自閉症児、知的障害児、学習障害児に教育を実施しており、発達障害児などを対象とした公立の寄宿学校(全校児童・生徒239人)であり、発達障害などがある小学生から高校生を対象に専門家が自立に向けた活動を実施している。この学校では、職業訓練や校外の活動の際に保有する中型の送迎バス1台を使用しているが、車両1台では全児童・生徒が週一回足らずの活動に限定されてしまうため、同学校では新たに車両1台の購入を希望していたが、教育省からの予算を確保することができず、貧困地域の子供たちが通っているために寄付金を集めることもできない状況であった。
そのため、日本政府は「チュンポーン県チュンポーンパンヤーヌグーン学校における発達障害児等送迎車両整備計画」として、総額2,108,500バーツとなる草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施することを決定した。この支援では、チュンポーンパンヤーヌクーン学校において送迎車両1台を整備する。
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