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日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行（JBIC）は、名西エンジニアリング株式会社のベトナム社会主義共和国における事業展開を支援するため、株式会社愛知銀行との協調融資を実施することを発表した。

名西エンジニアリングは、2014年に設立された中小企業であり、自動車部品を中心に工業生産品の表面処理装置の製造・販売・メンテナンスを実施している。この企業は、2020年に初の海外製造拠点としてベトナムに「MEISEI ENG VIETNAM COMPANY LIMITED（MEVCL）」を設立し、さらなる事業拡大を図っていた。

そのため、JBICは、名西エンジニアリングの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するための融資を実施することを決定した。今回実施される融資は、株式会社愛知銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は50百万円となる。融資される資金は、MEVCLがベトナムのドンナイ省において実施する表面処理装置の製造・販売・メンテナンス事業に使用される。