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福岡県は、貴重な人材であるとしている外国人留学生の生活を支援するために実施している奨学金の交付式「令和5年度 福岡アジア留学生里親奨学金交付式」を7月21日に開催する。
福岡県によると、県内の大学等で約1.6万人の留学生が学んでおり、このうち約96%はアジア地域の出身であり、その多くが私費で学生生活を送っているとしている。また、留学生は、それぞれの母国の将来を担うとともに、母国と福岡県の交流の懸け橋となる貴重な人材であるとしている。そのため、福岡県では、留学生が安定した生活基盤を確立し、充実した留学生活を送れるよう、【福岡アジア留学生里親奨学金】制度を平成11年に創設し、20年以上にわたり、延べ901人の留学生を支援してきた。
【福岡アジア留学生里親奨学金】は、民間の支援者からの寄付金をもとに支給される奨学金となる。令和5年度の支援者及び奨学生数は、支援者が21企業・団体・個人、奨学生が29名となる。奨学金の内容は、月額2万円を1年間支給(年間24万円支給)、または支援者の希望金額となる。
今回は、令和5年度の奨学金交付式が開催されることとなった。予定している次第は、『主催者挨拶((公財)福岡県国際交流センター 武濤専務理事)』『来賓挨拶(大曲副知事)』『目録贈呈』『奨学生代表発表』『感謝状・表彰状贈呈』『記念撮影』となる。交付式に出席する予定者は、支援者(里親)18企業・団体・個人、奨学生26名となる。
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