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日本ではデング熱感染者が急増しているが、マレーシアでは日本以上の感染者が発生している。マレーシア保険省の発表によると、感染者は2011年・2012年には約2万人であったが、2013年には約4万人、2014年は8月末の時点で既に6万人を超えている。
デング熱の感染者が増加しているため、マレーシアでは自治体ごとにデング熱対策のタスクフォースチームを作り、このチームがデング熱の元となるヒトスジシマカの発生となる繁殖地の撲滅活動を行っている。このチームでは、繁殖地となる可能性がある工場・建設現場や住宅や空き地などの排水溝の確認を行い、繁殖している可能性がある場合には保健所が殺虫剤の散布を行っている。
首都の近くのセランゴール州のシャー・アラムでは、8月にこのチームを設立している。このチームは8月9日から9月23日までの期間で853の施設の検査・予防を実施した。シャー・アラムでの9月14日-20日の週でデング熱に感染した人は84人であり、前の週の感染者が99人であったために、検査・予防の結果が確実に反映されている状況である。
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