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ミャンマーでは都市から離れた町村では妊産婦や新生児への医療が満足に行われていない場合が多い。そのため世界銀行は、国連の専門機関の国際開発協会(IDA)からの1億米ドルの支援を元として、ミャンマーの妊産婦や新生児の健康を改善させるためのプロジェクトを実施することを10月14日に発表した。

今回実施するプロジェクトでは、ミャンマーの330町村の400万人の妊産婦・新生児が高いレベルでの健康を維持するための支援を行うことを予定している。支援方法としては、町村毎の基本的な医療レベルを向上させるため町村毎に助成金を交付し、医療用品の購入・医療施設の補修・医療コミュニティの整備などの医療施設が十分に機能するための様々な施策を実施する。

世界銀行と国際開発協会は、長期的な視野でみた場合に、母子の健康に投資することが貧困対策および経済成長に繋がると考えており、今後もミャンマーの妊産婦や新生児への支援を続けていくことを表明している。