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韓国とアセアンは今年で国交関係樹立の25周年を迎える。この25周年を記念して更なる友好関係を築くために韓・アセアン首脳会議を11日に釜山展示コンベンションセンターで開幕したことを韓国の外務省は発表した。
基調講演でパク・クネ大統領は、グローバルバリューチェーン内での協力関係の強化、FTA(自由貿易協定)の強化、規制改革を通じてサービス分野での協力関係の強化などを提案した。韓国では家電製品などの部品は、ベトナム・タイなどの国で製造され、韓国に輸出され韓国内で組み立てられ製品となっている現状からも、バリューチェーンの関係を更に深めるべきであると述べた。サービス分野の産業においては、各種の規制があることにより発展が阻害されているため、この規制を撤廃することが重要であると述べた。FTAに関しては、現状の韓国企業の活用はあまり進んでいないため、更なるFTAの強化を行うべきだと述べた。
パク・クネ大統領は、ミャンマーやインドネシアやラオスの大統領などとも個別の会談を実施した。
韓国政府は、来年末に設立される予定のアセアン経済共同体(AEC)を新たなビジネスチャンスと認識しており、AECに韓国企業を関与させることにより、韓国の経済発展を進ませる狙いがあるとみられている。
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