このページの所要時間: 約 1分14秒
和歌山県知事の仁坂知事は、インドおよびベトナムにおける交流を促進することを目的として、3月8日(日)~3月13日(金)の日程で訪問していた。この訪問中の3月11日に、仁坂知事はベトナムのホアンチュン・ハイ(Hoang Trung Hai)副首相と会談を実施したことをベトナム政府は発表した。
この会談では、和歌山県とベトナムの地方部における農産業と水産業の交流方法について話し合われた。和歌山県はみかんなどに代表される果樹などの農産業および水産業が盛んなため、ベトナム政府は海に面しているクアンニン(Quang Ninh)、カインホア(Khanh Hoa)、ビンディン(Binh Dinh)などの地域への日本の農業・水産の専門家の派遣を期待している旨が伝えられた。また、ベトナム政府からは、ベトナムから農業資材を輸入し日本で加工する生産モデルの提案も伝えられた。
両者は今後も関係を強化していくことに合意し、今後も協力していく事を約束した。また、ベトナム政府は、和歌山県にとってメリットがある提案を今後も実施していくことを約束した。
【和歌山県の果樹の生産量と日本国内における全国シェア(平成24年)】
・みかん:162,600t:19.2%
・うめ:55,000t:61.1%
・かき:53,900t:21.2%
・はっさく:24,001t:66.6%
※上記の4品種はいずれも日本でトップのシェア
View Comments
Previous 1 2 3 4 5 6 Next