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東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、2012年10月に策定したグループ経営構想Ⅴ「今後の重点取組み事項」を2015年10月28日に更新したことに伴い、今後は日本で培ったノウハウなどを生かしてアセアン地域をはじめとしたグローバルな事業展開に挑む方針であることを発表した。
この発表によると、この1年の間にJR東日本がアセアン地域において実施した活動は、タイのバンコク都市鉄道「パープルライン」事業における現地スタッフの採用及びメンテナンス・教育計画の策定およびインドネシア鉄道事業者に南武線で使用していた205系車両の譲渡開始と当社運転士による車両点検・整備の現地支援実施が挙げられている。また、自社の社員向けに、英語以外(ベトナム・インドネシア・タイ語)の語学力の向上を目的とした「チャレンジ!外国語プログラム」を実施している。
今後の重点取組み事項としては、タイ・バンコク都市鉄道「パープルライン」での事業推進、インドネシア・ミャンマーの鉄道事業者への技術支援等の更なる拡大、マレーシア・シンガポールやインドなどの高速鉄道プロジェクト参画へ向け官民一体での活動、などの取り組みを実施していく方針である。
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