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インドネシアの首都ジャカルタで、14日の午前10時頃に手榴弾や銃で武装した集団による自爆テロおよび銃撃戦が行われ、7人の死者と20人以上の負傷者が発生した。
テロの標的となった現場は、ジャカルタ中心部のショッピングセンターで、目撃者の証言によると、ライフルを担いだ6人程度の集団が繁華街に訪れ、前触れもなく群衆を銃撃しはじめた。警察署やスターバックスコーヒーなどを標的とした爆発が6回以上発生し、警官隊との銃撃戦となった。イスラム国(IS)は、今回の自爆テロの犯行を認める声明を発表しているが、インドネシア警察ではインドネシア国内のIS支持者がパリで発生した事件に影響されて模倣して実施したテロだとの見解を示している。
ジョコ大統領は今回のテロを受けて「今回の爆発事故はテロによるものである。インドネシアはテロに屈することはない。インドネシア国民も冷静を保とう。」と国民に呼び掛けている。
東南アジアでは、マレーシアがイスラム国からのテロの標的となっているといわれており、マレーシア政府もテロを防ぐための様々な対策を実施していたが、インドネシアでテロが発生する事態となった。インドネシアでは、2002年にバリ島のディスコで200人余りが犠牲となる爆弾テロが発生し、2009年にも市内の高級ホテルで7人が死亡する爆発テロが発生していた。
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