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日本の総合商社である三菱商事株式会社は、アジア・大洋州地域において総合人事ソリューション事業を展開することを目的として、シンガポールにヒューマンリンク・アジア(Human Link Asia Pte. Ltd.)を設立することを発表した。

三菱商事では、今後も経済成長が見込まれるアジア地域を軸としたグローバル展開を進めており、これらの地域に向けて投資している事業は100社以上にもなっている。投資を実施しているこれらの現地では、優秀な現地人材の採用・リテンションや、人事制度の整備・再構築、人材育成等、人事に関わる経営課題への関心が高まっているため、このニーズを取り込む事などを目的として、自社の100%子会社であるヒューマンリンク株式会社(HLC)を通じて、シンガポールに拠点を設立することとなった。設立するヒューマンリンク・アジアでは、HLCが従来実施していた「人材開発事業」「人事制度・労務コンサルティング事業」「グローバル人事ソリューション事業」の3事業などをアジア・大洋州地域に向けて提供していく。

三菱商事は、今後もアジア・大洋州地域の企業が持つ人事面の課題解決に貢献することで、この地域における企業活動を支援していく方針であることを表明している。

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