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マレーシア国防相は、中国政府が南シナ海で人工島の建設や防衛設備の建設を進めていることを受けて、中国政府への対応方法をオーストラリア政府と話し合う方針であることを明らかにした。
マレーシア政府では、中国政府との友好関係を考慮して、中国政府が南シナ海で人工島を建設している事などに対する批判を控えていた。しかしながら、中国政府の南シナ海における一方的な現状変更を狙う行為が継続しており、フィリピン政府やベトナム政府からも対中国包囲網に加わるように度々呼びかけられていたため、オーストラリア政府と中国政府への対応方法について協議することとなった。なお、オーストラリア政府はアメリカ政府からの呼びかけに答える形で、南シナ海における「航行の自由作戦」に参加している。
これらの動きを受けて中国外務省では、中国政府とオーストラリア政府は友好関係を構築している事もあり、両国間の友好関係を壊さないためにも、オーストラリア政府は南シナ海問題に関与すべきではないと呼び掛けている。
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