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りそなグループの傘下である、株式会社りそな銀行・株式会社埼玉りそな銀行・株式会社近畿大阪銀行は、ベトナムのサイゴン商信商業銀行(Saigon Thuong Tin Commercial Joint Stock Bank)との間で、ベトナムにおける金融機能の提供等を目的とした業務提携契約を締結した事を発表した。

りそなグループではベトナムにおける進出を強化しており、昨年の5月にはホーチミン市で一番高く日系企業も多く入居するビテクスコフィナンシャルタワーの 11 階に駐在員事務所を開設していた。ベトナムへの進出は、日本の製造業のみならずサービス業からも進んでいる。また、ベトナムがTPPへ参加することに伴い、日本の中小企業からもベトナムへの進出が加速している。そのためりそなグループでは、ベトナムへ進出する顧客へのきめ細かいサポートを実施するために、今回の業務提携を実施することとなった。

りそなグループが提携を行う商業銀行「サイゴン商信商業銀行(サコム銀行)」は、ベトナムの民間金融機関でトップシェアの商業銀行であり、567拠点を有している。この提携を通して、日本企業へサコム銀行の支店網を通じた金融商品やサービスの提供や、サコム銀行を通じて得た現地情報などを提供していく。