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中国外務省は、アフガニスタン政府は南シナ海問題において中国政府を支持する事となった事を発表した。
アフガニスタンのアブドラ行政長官は、中国の李克強首相との会談を16日に、習近平国家主席との会談を17日に実施していた。この際に両者は、両国の友好関係を発展させる事に同意し、戦略的パートナーシップの関係を強化していく事で同意した。経済協力を行う事にも同意し、資源開発・インフラ整備・投資・防衛・教育・反テロ・文化などの分野における関係を強化していく事となった。また、中国政府が南シナ海でフィリピン政府と領有権を争っている事や台湾の独立問題を抱えている事も議題にあがり、アフガニスタン政府はいずれの問題も中国政府を支持する見解を伝えていた。アフガニスタンは中国と国境を有する隣国である事からも、中国との国交を強化し経済協力を引き出していく方針である。
中国外務省は「アフガニスタン政府は、南シナ海の領有権問題においては中国政府を支持する事を表明した。この領有権問題は当事者同士のみで解決すべきであり、他国や他機関が介入すべき問題ではなく、国際法に基づき平和的に解決されるべきである。」との声明を改めて表明した。
中国政府は南シナ海の領有権問題において、近隣諸国以外の国へ経済協力を行う見返りに中国支持を引き出す活動を続けている。以前のニュース(スリランカは南シナ海問題で中国支持、経済協力で切崩し成功)でも報じているが、スリランカ政府でも中国政府を支持する声明を発表している。
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