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マレーシアのカリド警察庁長官は、マレーシアの首都クアラルンプール郊外のプチョン地区のショッピングモールのバーで6月28日に発生した爆発事件は、イスラム国(ISIL:IS)が関与していた事を確認したと発表した。マレーシアでイスラム国に関連したテロが発生したのは初めての事となる。
このバーはオープンカフェスタイルの店舗であり、先月28日に手榴弾が店内に投げ込まれ爆発する事件が発生していた。この爆発により8人が負傷していた。マレーシア警察では容疑者4人を特定し、既に2人を逮捕していた。マレーシア警察も、当初はテロとの関連性を認めていなかったが、この2人の調査を行った結果イスラム国からの直接の指示を受けていた事が判明していた。この指示を出していたのは、マレーシア出身で現在はシリアに滞在している戦闘員であり、ナジブ首相も攻撃の対象に入れていた。
マレーシア警察は、更なるテロを防ぐためにも残りの容疑者2名の行方も全力で追っている事を発表するとともに、人の集まる場所などにおいては特にテロに注意するように呼び掛けている。
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