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高市政権は、洪水被害を受けたネパールのシンズリ道路を復旧させることを支援するため、28億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。
日本の外務省の見解によると、総延長距離160キロのシンズリ道路は、我が国無償資金協力により完工した道路であり、インドとの交通及び物流の窓口となる東テライ地域と首都カトマンズを繋ぐ幹線道路であるため、ネパールの社会経済発展に重要な役割を果たしているが、昨年9月に観測開始以来最大となる豪雨が発生し、この影響で道路の一部が崩れるなどの被害を受けていたとしている。
そのため、日本政府は、この被害を受けた状況からは、技術的にすべてを自国で復旧させることが困難であるとして、日本が緊急性の高い被災箇所の復旧を支援することを決定した。この支援に関する書簡の署名・交換は、10月30日、駐ネパール日本国特命全権大使と、ガンシャム・ウパディヤ・ネパール財務省次官との間で、28億円の無償資金協力「洪水被害を受けたシンズリ道路緊急復旧計画」として実施された。
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