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アメリカのハリス太平洋軍司令官は、南シナ海で中国政府が強硬的な開発を進めた場合にはアメリカは中国と対決する事もあり得ると、シドニーのシンクタンクで講演した際に明らかにした。

ハリス司令官は「中国政府は南シナ海において人工島の埋め立てなどの強硬的な開発を進めているが、法の支配に基づく国際秩序を無視する行為は容認出来ないものである。アメリカは中国と協力する事もあるが、必要であれば対立する用意も出来ている。」との旨の見解を明らかにした。

中国外務省で14日に実施された定例記者の際に、記者から「アメリカ太平洋軍司令官は、中国政府が南シナ海の安定に有害な行動をとる場合には対決する準備があると述べています。中国政府の見解を聞かせてください。」との質問が行われた際に、外務省の報道官は「南シナ海における中国の立場は非常に明確です。中国政府と関係国との努力により、南シナ海の状況は改善され安定しています。私達は関係がないアメリカ政府が南シナ海問題に介入せずに、この地域の国々の努力を尊重する事を願っています。」と述べ、従来通りにアメリカが南シナ海問題に介入しないように要求している。

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