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在アメリカのベトナム大使は、アメリカではトランプ新大統領が誕生し様々な物議を醸し出しているが、今後もベトナム政府はアメリカ政府と友好的な関係を構築していき南シナ海問題等は協力して対応していく方針である事を表明した。
ベトナム大使はトランプ新大統領が誕生した事に関しては、「ベトナム政府とアメリカ政府の関係は、この20年間で飛躍的に改善されており、両国にとって有益となる友好的な関係を構築しています。特に近年では幅広い分野(投資・科学・教育・防衛)における協力を実施しています。アメリカではトランプ新大統領が就任しましたが、今後も両国は今までに築き上げてきた関係を維持したうえで、新たな協力する分野を模索していきます。」と述べ、更なる友好関係を構築していく方針である事を表明した。
南シナ海問題などに関しては、「トランプ大統領は、アジア太平洋地域や南シナ海における平和と安全を守る事を優先するという方針を掲げています。この地域の安全を守るために、国際法に頼るだけではなく、周辺国との協力を進めていくとも言っています。」と述べ、今後も南シナ海問題は協力して対応していく方針である事を述べた。
TPPに関しては、「米国政府はTPPから撤退するという決定を行いました。しかしアジア太平洋地域は世界の経済・貿易にとって重要な地域です。アメリカ政府にとっても、自国の利益のためにも何かしらの形でこの地域と関わらざるを得ません。TPPが今後どうなるかは分かりませんが、グローバルな自由貿易協定が締結されるようにベトナムは後押しをしていきます。」と述べた。
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