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中国外務省は、王毅外務大臣とシンガポールのビビアン・バラクリシュナン外務大臣が27日に中国の北京で会談した事を発表した。
会談で王毅外相は「習近平国家主席が2015年にシンガポール訪問を実施した際に、両国は包括的パートナーシップの関係を強化する事に合意しています。この合意に基づき、両国は積極的に関係を強化しています。両国は、中国政府が掲げる【一帯一路】の構想に基づき地域統合のプロセスを進めるべきです。また、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉を完了させるためにも協力していくべきです。中国政府は南シナ海問題を解決するために、ASEAN諸国との協力を進めています。シンガポールは中国にとってのASEAN関係調整国でもあるため、建設的な役割を果たしてくれる事を期待しています。」との旨を述べた。
バラクリシュナン外相は「二国間関係が強化されている事に感謝の意を述べます。シンガポールは中国との関係を重視しており、信頼出来るパートナーになれた事を歓迎します。シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道プロジェクトでは、中国企業からの入札を歓迎し、サポートしていきます。」との旨を述べた。
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